
ちょっとした時間に臨床の疑問を調べたいけど、Google検索だと一般向けの記事ばかり出てくるんだよね…。PubMedは英語だし時間がかかる…。

そんな時は「Perplexity AI(パープレキシティ)」がおすすめだよ!

なにそれ?googleとはなんか違うの?教えてほしい~!

オッケー!じゃあ今回は検索が10倍速くなる「Perplexity AI」の活用術について解説していきます!
はじめに
日々の臨床の中で、ちょっとした隙間時間に必要な情報を探そうとしても、見つからなかったり、見つけても他言語だったりと、中々サクッと情報を収集できないことがあると思います。
そんな時には「Perplexity AI」という検索特化型のAIを利用すると、情報収集が非常に楽になります。
今回は、そんなPerplexity AIについて解説したいと思います。
Perplexity AIとは?
Perplexity AIは、検索したキーワードに対して、AIがネット上の複数の記事を読み込み、その内容をまとめて回答してくれるサービスです。
従来の検索エンジン(Googleなど)が「リンクのリスト」を表示してユーザーが自分で記事を読む必要があったのに対し、Perplexityは「AIが代わりに記事を読んで、要点だけを教えてくれる」という点が画期的です。
なぜ医療職に「Perplexity AI」が推奨されるのか?
最大の特徴は「ソース(引用元)の明示」
ChatGPTの弱点である「情報の裏付け」を解決しています。
回答の文末に数字(脚注)が付き、それをクリックすると参照元の論文やWebサイトに飛べるため、エビデンスの確認(ファクトチェック)が非常に容易です。

回答の右上の数字(脚注)をクリックすれば、一次情報(論文・学会サイト)にすぐ飛ぶこともできます。
最新情報を反映している
常にリアルタイムでWebを検索するため、昨日発表されたガイドラインや、最新のニュースについても回答できます。

【実践】Perplexityで医学論文をサクッと探す手順
手順1:「Focus」機能で「Academic」を選ぶ
検索範囲を「全ウェブ」から「Academic(学術論文)」に絞ることで、一般ブログを除外し、論文のみを検索対象にできます。

手順2:具体的なプロンプトを入力する
例えば、具体的なプロンプトとして「心不全患者におけるフレイルと予後の関係について、最近の論文を基に教えて」と入力します。

手順3:提示されたソースを確認する
AIの回答を鵜呑みにせず、提示された論文リンクをクリックしてAbstract(抄録)を確認しましょう。

【コピペOK】医療現場で使えるプロンプト例
臨床の疑問解決
例:「心臓リハビリテーションにおけるCPX(心肺運動負荷試験)の最新の禁忌基準を、ガイドラインを元に箇条書きで教えて」と入力すると、以下のようにまとめて表示してくれます。


学会準備・先行研究リサーチ
例:「心不全患者へのレジスタンストレーニングの効果について、2020年以降のシステマティックレビューを検索して要約して」と入力とすると同様に表示してくれます。

患者説明の作成
例:「心不全の『パンデミック』という言葉の意味を、一般高齢者にもわかるように噛み砕いて説明して」と入力とするとわかりやすい言葉で説明してくれます。

ChatGPT・Perplexityの「最強の使い分け」
Perplexity AIは検索機能が非常に優れており、ChatGPTは文章作成や壁打ち、アイデア出しに優れています。それぞれのメリットを知ることで最大限に活用することができます。
| ツール名 | 役割イメージ | 得意なタスク | 医療現場での活用例 |
| Perplexity AI | 優秀な調査員 | ・検索 ・裏取り (ソース提示) ・論文検索 | ・ガイドラインの検索 ・最新エビデンス収集 ・薬の副作用チェック |
| ChatGPT | 文章の達人 | ・文章作成 ・要約 ・壁打ち ・アイデア出し | ・患者説明文の作成 ・難解な用語言い換え ・学会発表の原稿推敲 |
さいごに
ここまでご覧いただきありがとうございます。
今回は、PubMedやガイドライン検索が速くなる「Perplexity AI」の使い方について解説しました。 比較的簡単に使用できるので、明日から活用できるのではないかなと思っています。 ChatGPTとPerplexity AIを使い分けて、業務効率化を図っていきましょう。 皆さんが隙間時間も有意義に過ごすことができれば幸いです。


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